CIA関連の軍事請負業者がアリゾナ州の「ブラックサイト」で数十人の移民の子どもを監禁

2018/7/9(Mon)
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「調査報道センター」(Center for Investigative Reporting)のニュースプラットフォーム「リビール」(Reveal)の調査によると、米軍およびCIAの大手請負業者がアリゾナ州フェニックスにある空オフィスビルで移民の子供たち数十人を拘束していることがわかりました。そのビルにキッチンはなく、窓も暗く、トイレも数カ所しかありません。この建物は移民の子どもたちのための「ブラック・サイト」と呼ばれており、「リビール」がこの建物の存在を知ったのは、ジャージ姿の子供たちが建物内に連れていかれる様子を地元住民が撮影したからでした。この建物は軍事請負業者MVMが今年3月に借りたもので、「リビール」によると、同社は2014年から移民の子供の移送契約で2億5000万ドル近くを受け取っています。この調査を中心となって率いた記者のオーラ・ボガードに、カリフォルニア州オークランドから話を聞きます。ボガードは、「リビール」の移民担当記者を務めています。

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