「家族は一緒だ」 トランプのゼロ・トレランス政策に全米で数万人が抗議

2018/7/2(Mon)
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米国各地の都市では6月30日、「家族は一緒だ」(Families Belong Together)をスローガンとした集会がおこなわれ、引き離されたすべての移民の親子を再会させなければならないとした連邦裁の判決にトランプ政権が従うことを求めて数万人が行進しました。トランプ政権の移民に対する「ゼロ・トレランス方式」の厳罰政策は、2000人以上の子どもたちを親から強制的に引き離すことにつながり、親たちの一部はすでに国外追放されています。トランプ政権は6月29日、裁判所に提出した文書の中で、移民手続は数カ月から数年を要するかもしれないため、政府は移民の子どもを親とともに収容所に収容する権利があると主張しました。デモはそれから24時間後に始まりました。現行法は、子どもを20日以上拘束してはならないと規定しています。デモクラシー・ナウ!は、数万人が行進した首都ワシントンを取材しました。

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