メキシコ大統領選 左派のロペス・オブラドールが地滑り的勝利

2018/7/2(Mon)
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メキシコで1日に行われた大統領選では、「AMLO」の愛称で知られる左派政治家、アンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドールが地滑り的勝利を収めました。汚職や暴力を減らしてメキシコを作り変えるとの決意を示しています。選挙の速報結果によると、メキシコシティ元市長のロペス・オブラドールは、2位候補の2倍以上の差をつける53%の票を集めました。主要な対立候補3人はすでに敗北を認めています。オブラドールの勝利は、メキシコの近現代史上最も暴力的と言われた選挙期間の後にやって来ました。昨年9月以来、メキシコでは少なくとも136人の政治家が暗殺されました。ジョンズ・ホプキンス大学で社会学とラテンアメリカ研究の助教を務めるクリスティ・ソーントンに詳しく聞きます。ソーントンは「民主主義のための学者と市民のネットワーク」(Scholar and Citizen Network for Democracy)の一員としてメキシコ大統領選のオブザーバーを務めました。現在は、メキシコ経済の歴史についての本を執筆しています。

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