アリゾナ州移民子ども収容センターの元職員が内部告発 家族分離政策を批判

2018/6/18(Mon)
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アリゾナ州ツーソンにある同伴者のいない未成年者の収容施設で働いていた元ケアワーカーが、同施設の不十分な設備、スタッフの訓練不足、非人道的な管理実態を告発しました。家族分離による悲劇の目撃証言です。元施設職員アンタル・デビッドソンが辞職したのは、母親から引き離された子どもたちが抱擁しあうことを禁じるように命令されたからでした。同施設は、27施設を経営する非営利団体「サウスウェスト・キー」が運営しています。同非営利団体は現在、ホームレスのシェルターとして使われていたヒューストンの元倉庫をリースし、親から引き離された子ども数百人を収容する「ベイビー・ジェイル」(子ども拘置所)にするとしています。その多くは12歳未満です。アンタル・デビッドソンに詳しく聞きます。

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