米民主党議員も抗議する移民家族引き離し 全米各地の収容センターで抗議 テキサスからニュージャージーまで

2018/6/18(Mon)
記事番号: 
1

トランプ政権がメキシコ国境で移民の親子を引き離す政策を始めたことに対する抗議が全米で起きています。国境警備隊に拘束された親の大半は不法入国容疑で、移民収容センターに送られるまでの期間を拘置施設や刑務所で過ごすことになります。その多くが不法再入国の容疑です。その間、子どもたちには全国各地の避難所への送致や里親プログラムが適用されます。AP通信によると、4月19日から5月31日までに2000人近くの子どもが親から引き離されました。親から引き離された子どもが半数近くを占めるテキサス州マッカレンの一時収容施設では数百人の抗議行動がありました。ニュージャージー州では、民主党の議員グループがエリザベス市の民間移民収容所を訪ね、子どもから引き離され亡命を求める親たちと面会しました。テキサス州ヒューストンでは17日、元は倉庫だった建物の前で雨の中の行進がおこなわれました。ここはホームレスのシェルターとして使われていた倉庫で、政府が親から引き離された子どもたちを数百人規模でここに収容することを計画しています。12歳未満の幼い子どもも多く含まれています。

共有します