特別レポート:人種差別と貧困に対抗する新「貧者の運動」の街頭から

2018/6/13(Wed)
記事番号: 
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6月11日、2018年版の新たな「貧者の運動(Poor People's Campaign)」の呼びかけに応じて、ワシントンでの最新の抗議行動に集まった人々が集会とデモを行いました。主催者たちは、このキャンペーンを今世紀起きた米国最大規模の非暴力直接行動であり、大きな広がりを見せていると述べます。運動を組織したウィリアム・バーバー師とリズ・テオハリス師はじめ約100人が、論争をおこしている、有権者を排除するオハイオ州の選挙法を支持し市民の投票権に大きく逆行した判決を出した最高裁に抗議して逮捕されました。全国での逮捕者は、少なくとも300人にのぼりました。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア師が「貧者の運動」を開始してから50年後、2018年版の新たなキャンペーンが始まって以来、全米で2000人近くが逮捕されています。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンとカーラ・ウィルスは、ワシントンD.C.の街頭に立ち、この抗議活動を取材しました。

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