マイケル・エリック・ダイソンに聞く NFLの抗議 マルコム・ジェンキンス 人種問題について米国の黒人に耳を傾けるということ

2018/6/11(Mon)
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トランプ大統領は先週、スーパーボウルを制したフィラデルフィア・イーグルスのホワイトハウス訪問を突然キャンセルし、「国歌演奏中にロッカールームから出てこないのは、膝をつくのと同じくらい、私たちの国への敬意を欠いている。悪いけど!」とツイートしました。2017年のシーズン中、イーグルスの選手で国歌斉唱中に膝をついた選手は一人もいませんでしたが、セイフティ(守備ポジション)のマルコム・ジェンキンスが国歌斉唱中にこぶしを振り上げたことが抗議行動を最も印象づけるイメージの一つとして定着していました。ジェンキンスは先週、ロッカールームで、チームのホワイトハウス訪問がキャンセルされたことについて報道陣に質問され、一連のメッセージ・ボードを無言で掲げました。政治アナリスト、作家でもあるマイケル・エリック・ダイソン教授に話を聞きます。新著はWhat Truth Sounds Like: Robert F. Kennedy, James Baldwin, and Our Unfinished Conversation About Race in America(『真実の響き:ロバート・F・ケネディ、ジェームズ・ボールドウィン、米国の人種をめぐる未完の会話』)です。

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