人種正義運動をめぐる選手との確執でトランプがフィラデルフィア・イーグルスのホワイトハウス招待をキャンセル

2018/6/5(Tue)
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ドナルド・トランプは6月4日の夜、スーパーボウルの優勝チームであるフィラデルフィア・イーグルスによる、6月5日に予定されていた訪問を突然取り止めにしました。これは同チームの多くの選手がこのイベントへの参加を断っていたことが明らかになったことを受けてのものでした。トランプは、この決定を発表する声明の中で、「フィラデルフィア・イーグルスは明日の祝賀会のためにチーム全員でホワイトハウスに来ることはできない。彼らの大統領は、選手たちは国歌斉唱時に誇り高く起立し、手を胸に置き、米軍の偉大な男女および米国民に敬意を表すべきと主張するが、選手たちは、これに同意していない」と述べました。しかし、イーグルスの選手たちは2017年のシーズン中、国歌斉唱の間に1人も膝をつくことはありませんでした。フィラデルフィア・イーグルスの何人かの選手たちは2月、トランプ大統領への抗議として、スーパーボウルの伝統的な優勝祝賀会のためにホワイトハウスを訪問することはないだろうと発表していました。こうした選手の中には、マルコム・ジェンキンス、トーリー・スミス、クリス・ロングがいます。フィラデルフィア・デイリー・ニュース紙の長年のコラムニスト、ウィル・バンチに、さらに詳しく話を聞きます。

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