移民局職員は似非科学判定を使って未成年の亡命申請者を成人と一緒に収容

2018/5/11(Fri)
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トランプ政権は今週、亡命申請者を国境で勾留し、彼らの子どもと引き離すと発表しました。カリフォルニア州の事例では、亡命を求めて一人でやってきた未成年たちが成人用の勾留施設に入れられた経緯がわかります。カリフォルニア州の移民当局は、拘束中のアフガニスタン人亡命希望者を、連邦裁判所が未成年と判断したにも関わらず、成人の勾留施設から釈放することを拒否しています。弁護士によると、成人の勾留施設に5ヵ月勾留されているこの青年は17歳です。それなのに移民関税捜査局(ICE)は、彼が18歳以上だと主張するために、「疑似科学」として信憑性が問われている歯科検査に基づく年齢テストを実施しました。プライバシー保護のためハミッドと名乗るこの青年は、タリバン政権が父親を殺害してから偽造パスポートを使いアフガニスタンから逃れてきたと話しています。ハミッドは8日、カリフォルニア州ベーカーズフィールドのメサ・ヴェルデ勾留施設からデモクラシーナウ!の取材で初めての電話インタビューに応じてくれました。彼の弁護士マリエル・ビリャレアルにもニューヨークで話を聞きます。

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