ジーナ・ハスペルがCIA長官なら米政府は他国に拷問にゴーサインを出す

2018/5/11(Fri)
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ディック・チェイニー元副大統領は10日、米国政府は取り調べに拷問を用いる戦術を再開すべきだと主張しました。この発言の前日には、トランプ大統領がCIA長官に指名したジーナ・ハスペルが、CIAによる9/11同時多発テロ事以降の拘束した容疑者の扱いを「拷問」と呼ぶことを繰り返し拒否し、個人として拷問は不道徳であると考えているかどうかを表明するのを控えました。ハスペルの長官就任が承認されるかどうかは依然不透明です。共和党の二人の上院議員、すなわちケンタッキー州選出のランド・ポール議員とアリゾナ州選出のジョン・マケイン議員が指名に反対する声明を出したためです。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)教授でTime in the Shadows: Confinement in Counterinsurgencies(『影の時間:ゲリラ鎮圧のための監禁』)の著者ラレフ・ハリリに話を聞きます。

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