トランプ大統領 イラン核合意から米国を離脱 イランとの戦争の脅威が格段にエスカレート

2018/5/9(Wed)
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トランプ大統領がイラン核合意からの米国の離脱とイランへの制裁の再開を表明してから一日が経ち、欧州諸国はイランとの歴史的な核合意を保守すべく、奔走しています。2015年の核合意は、米国と5大国及びイランとの間で結ばれました。オバマ前大統領は、トランプ大統領の離脱決定を重大な誤りと呼び、今後中東で新たな戦争を引き起こしかねないと警告しました。これに対してイランのハッサン・ロウハニ大統領は、イランは当面、核合意の順守を続け、新たな核合意を結ぶ意向はないとしています。2人のゲストから詳しく話を聞きます。トリタ・パルシは、全米イラン系アメリカ人会議(National Iranian American Council)の創設者兼代表で、近著にLosing an Enemy: Obama, Iran, and the Triumph of Diplomacy(『敵を失う:オバマ、イラン、そして外交の勝利』)があります。 メディア・ベンジャミンは、コードピンクの共同創設者で、近著にInside Iran: The Real History and Politics of the Islamic Republic of Iran(『イランの内幕:イランのイスラム共和国の歴史と政治の真実』)や、Kingdom of the Unjust: Behind the U.S.-Saudi Connection(『不正の王国:米国・サウジコネクションの裏側』)があります。

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