アルンダティ・ロイ 最新作のテーマはファシズム インドで高まるヒンズー教ナショナリズム カシミール地方における虐待

2018/5/3(Thu)
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本日の放送の後半は賞に輝く著名な作家アルンダティ・ロイのインタビューです。ロイは1997年に小説『小さきものたちの神』でブッカー賞を受賞しました。デビュー作から20年を経た2017年に出版された新作小説 The Ministry of Utmost Happiness(『至福を司る』)は、先日ペーパーバックになったばかりです。この作品はブッカー賞の最終候補に入った他、全米批評家協会賞にもノミネートされました。同作は「強引に消し去られた世界への哀歌」と称賛されています。アルンダティ・ロイは2002年にラナン財団「文化的自由賞(Cultural Freedom Prize)」を受賞、ジャーナリストとして執筆した記事やエッセイはThe End of Imagination(『想像力の終焉』)、Field Notes on Democracy: Listening to Grasshoppers(『民主主義フィールドノート イナゴの襲来に耳をすまして』)、Capitalism: A Ghost Story(『資本主義 お化けの話』)など複数の書籍に収録されています。

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