中米からの移民キャラバンが米・メキシコ国境から入国 トランプ政権は合法的亡命手続きを批判

2018/5/3(Thu)
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多くの亡命希望者が米国へ入国しようとしている米・メキシコ国境ではこう着状態がつづいています。彼らはメキシコ南部のチアパス州から、1か月に渡り2000マイル以上の旅程を旅してきました。このキャラバンに参加した移民の多くはホンジュラス、グアテマラ、エルサルバドルでの暴力から逃れてきた人々です。約100人が移民手続きを受理されましたが、多くはいまだにカリフォルニア州サンディエゴ近くの国境付近でキャンプを張っています。当局は国境入国所の処理能力が限られていると主張しています。トランプ大統領とジェフ・セッションズ司法長官は声明とツイッターの投稿でこれらの移民を批判しました。「トランプ大統領とジェフ・セッションズ司法長官が、該当する連邦法を理解していないことは明らかです」と、現在これら移民に法的支援をする「アル・オトロ・ラド(Al Otro Lado)」の「国境における権利プロジェクト(Border Rights Project)」を率いるニコール・ラモス弁護士は言います。「今国境沿いでキャンプを張っているキャラバンのメンバーは、米国に数十年来存在している法的手続きを行おうとしているだけなののです。」メキシコのティファナよりラモスと移民らに同行し帰国したばかりの「国境なき人々(Pueblo Sin Fronteras)」のボランティア、トリスタン・コールに話を聞きます。

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