アリゾナ州が「赤い州」の反乱に参加:教員たちのストライキは5日目に

2018/5/2(Wed)
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アリゾナ州では、学校の休校が5日目を迎えています。教育へのよりよい資金調達を求めて数千人の教師たちがストライキを続行中です。ストライキを行っている教師たちは赤いTシャツを着て、4月最終週と5月最初の週、州議会議事堂前で集会を開き、教員に対する20%の賃上げやクラスごとの生徒数を減らすことなどを要求しました。4月26日に始まった今回のストライキで、教員たちは2008年の景気後退以来、アリゾナ州で起きた教育資金の10億ドル削減に抗議しています。ウエストバージニア州、ケンタッキー州、オクラホマ州、アリゾナ州での教員スは、「赤い州(共和党支持者が多い州)の反乱」とも呼ばれています。ドナルド・トランプが2016年の大統領選で、この4州すべてで勝利したからです。アリゾナ州議会は5月2日、予算案を採決する予定ですが、スト組織者たちの話では、これには追加の教育資金が盛り込まれる見込みで、この予算案が可決されれば、教員たちは5月3日に授業に復帰すると言っています。フェニックスの小中学校の音楽教師で、「#レッド・フォー・エド」(#RedForEd)と「アリゾナ教育者連合」(Arizona Educators United)の指導者の1人であるノア・カルベリスに話を聞きます。彼はアリゾナ州での教員たちの抗議活動開始を支援しました。

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