黒人解放神学創始者のコーン師が死去 「彼は黒人と抑圧されるすべての人々のために戦った」

2018/4/30(Mon)
記事番号: 
2

黒人解放神学の創始者ジェームズ・コーン師が4月28日、79歳で死去しました。コーン師の生涯と業績を振り返ります。コーン師は1960年代に人種的正義のための言論活動を開始し、被抑圧者の経験からキリスト教の福音を解釈しました。黒人神学にキリスト教のアイデンティティを与えたマーティン・ルーサー・キング師、黒人神学に黒人のアイデンティティを与えたマルコムXに影響を受けたと語っています。コーン師の演説の抜粋をお送りします。ゲストにコーン師が50年にわたって教壇に立ったユニオン神学校のセリーン・ジョーンズ博士、エピスコパル神学校学部長でユニオン神学校教授ケリー・ブラウン・ダグラス博士、キング牧師の出身教会エベネゼル・バプテスト教会の上級牧師ラファエル・ワーノック師を迎えます。ダグラス博士とワーノック師はコーンの教え子です。ワーノック師はまた「ニュー・ジョージア・プロジェクト」代表で、The Divided Mind of the Black Church: Theology, Piety, and Public Witness(『黒人教会の引き裂かれた心:神学、信仰、証』)の著者でユニオン神学校の理事でもあります。

共有します