カレン・コレマツ 「父は日系人抑留に抵抗しました。トランプの入国禁止令も同じくらい不当です」

2018/4/27(Fri)
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最高裁判所はイラン、リビア、ソマリア、シリア、イエメンなど7カ国からの人々の入国禁止をするトランプ大統領の入国禁止令を是認する準備が整ったようです。25日に行われた口頭弁論では、アンソニー・ケネディ裁判官は保守派に同調しているようでした。トランプの入国禁止令は何度も修正を重ねていますが、繰り返し下級裁判所で阻止されています。憲法違反であり連邦移民法に抵触するとの理由です。最高裁判所に入国禁止令を違憲と判断するよう要請している人々の中には、第2次世界大戦中に拘束されていた日系アメリカ人の子供たちがいます。

本日はそのひとり、カレン・コレマツに話を聞きます。彼女の父フレッド・コレマツは、日系アメリカ人の収容所への送還命令を拒否したために投獄された公民権運動の有名人です。彼の裁判は最高裁判まで争われました。昨年、カレン・コレマツはワシントンポスト紙の論説に”My father resisted Japanese internment. Trump’s travel ban is just as unfair”(私の父は日系人抑留に抵抗しました。トランプの入国禁止令は、それと同じくらい不当です)という標題の記事を寄稿しました。フレッド・T・コレマツ研究所代表のカレン・コレマツに話を聞きます。

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