シリア系米国人活動家 「米国の部分的空爆は、アサドに『大量殺戮を続けてよい』というメッセージを送ることになる」

2018/4/16(Mon)
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米英仏が13日夜におこなったシリア国内の化学兵器の貯蔵所とみられる施設2カ所と研究所1カ所に対する共同軍事攻撃に続き、米国はシリアのアサド大統領と繋がりのあるロシア企業に新たな制裁を科す方針です。トランプ大統領は軍事攻撃の成功を称え、ツイッターで「任務完了」と宣言しました。この軍事攻撃は先週初め、4月上旬に首都ダマスカス近郊の東グータ地区ドゥーマで化学兵器を使用したとされる攻撃が起きたことへの対応として行われました。今日のゲストであるラマ・クダイミは、「米国はシリアの人々による革命を支援したいと公式では言っていたが、「その介入は実際にはアサド政権を強化することとなった」と言います。クダイミは、シリア系アメリカ人活動家であり、「シリア連帯共同体」(Syrian Solidarity Collective)、「戦争抵抗者連盟」( the War Resisters League)全国委員会のメンバーです。

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