シリア人研究者:化学兵器使用の疑惑への注目は この戦争で空爆や銃弾による死者が出続けていることを無視している

2018/4/13(Fri)
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ロシアと米国の間で戦争が起きる可能性をめぐり国連安全保障理事会が緊急会合を開いています。ドゥーマで化学兵器が使用されたとされることに対しトランプ大統領が攻撃を行う可能性を示したためです。シリア系カナダ人作家のヤザン・アル=サーディに話を聞きます。「アメリカはすでにシリアへの攻撃を行っている事を忘れないでください。現地には2000人以上の米兵がいます。基地もあります。シリア人の私にとって、これは占領です。ロシアが私の国を占拠しているのと同じです」と彼は話ます。シリアで化学兵器にが使用されたという主張に関しては、「これは、ほとんどの死者が通常の戦闘手段によるものだということを忘れた議論です」と言います。

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