フェイスブックがビルマでのロヒンギャ民族浄化キャンペーンの増強に果たした役割

2018/4/11(Wed)
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ビルマでは、7人の兵士が、ラカイン州西部のインディン村で起こったイスラム教徒ロヒンギャの虐殺に関与した件で、10年の懲役刑を宣告されました。昨年9月に、ロヒンギャの男性10人の遺体が見つかりました。犠牲者は、この少数民族に対するビルマ軍の民族浄化キャンペーンによって殺された人たちであわせて数千人が犠牲になっています。社会活動家たちは何年も前から、ロヒンギャに関するフェイスブック上のヘイトスピーチがこのコミュニティへの暴力増大に貢献しているとして、フェイスブックにヘイトスピーチ規制を求めてきました。ノースカロライナ大学チャペルヒル校の准教授で、図書館情報学が専門のゼイナップ・トゥフェックチーに話を聞きます。彼女はまた、ハーバード大学バークマン・センター、インターネットと社会研究所の準職員(faculty associate)で、Twitter and Tear Gas: The Power and Fragility of Networked Protest (『ツイッターと催涙ガス:ネットワーク化された抗議のパワーと脆弱性』)の著書があります。

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