「申し訳ない」で十分か? ほぼ野放しの個人情報入手で帝国を築いたフェイスブック

2018/4/10(Tue)
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フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は4月10日、連邦議会で証言する予定です。フェイスブックについては、選挙投票者のプロファイル分析をする会社「ケンブリッジ・アナリティカ」(Cambridge Analytica)が、有権者をトランプ大統領支持になびかせることを目的に8700万人以上のフェイスブックユーザーのデータを無許可で取り出し、一大スキャンダルとなっています。4月10日に先立って事前に準備された声明文の中でザッカーバーグは次のように述べています。「私たちは私たちの責任について十分広い視野を持っておらず、それは大きな間違いだった。それは私の間違いで、申し訳ない。私はフェイスブックを立ち上げ、運営している。ここで起きていることは私に責任がある」。フェイスブックはさらに、ザッカーバーグの4月9日の証言に先立ち、新しいプライバシーツールを発表しました。インターセプト誌への寄稿者で、ニューリパブリック誌のコラムニストであるデビッド・デーエンに、さらに詳しく話を聞きます。彼の最新記事は”Ban Targeted Advertising”(「ターゲティング広告を禁止せよ」)と”The U.S. Government Is Finally Scrambling to Regulate Facebook”(「米政府はようやくフェイスブックを規制しようと奮闘している」)です。

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