グレン・グリーンウォルド シリアで戦争へ突き進む米・イスラエル シリアの人々の苦しみはそれでは救われない

2018/4/9(Mon)
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シリアで9日、シリア空軍基地が爆撃され、イスラエルのF-15戦闘機によるものと報じられました。この攻撃でイラン人を含む14人が死亡したと伝えられています。イスラエルはレバノン領空から爆撃を行ったとされています。前日には、反政府勢力の最後の砦と言われる東グータ地区ドゥーマで化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、死者60人負傷者1000人以上が出たばかりでした。反政府勢力はアサド政権を非難していますが、シリア政府は関与を全面的に否定しています。ドゥーマでの化学兵器を使ったとみられる攻撃は、シリア政府軍がドゥーマで空と陸からの攻撃を開始した翌日でした。国際機関は事実関係の調査を進めていますが、トランプ大統領はツイッターで直接、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が関与していると非難しました。国連安全保障理事会は9日、シリア危機について緊急会合を開きます。9日は、トランプに任命されたジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官の就任初日にも当たります。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人、グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

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