中米からのキャラバンは 米国の残酷な移民政策と帝国主義を 映し出す

2018/4/5(Thu)
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メキシコ移民局は中米からキャラバンを組んで旅する移民団を解消させようと努力していますが、いまだ数百人が米メキシコ国境を目指して進んでいます。トランプ大統領は5日早朝「移民団はほぼ解散させられた。メキシコの堅固な移民法と、これが大きな騒ぎとならないためにその法律を適用する意思が働いたためだ」とツイートしましたが、この状況に変化はありません。移民支援組織「国境なき人々」(Pueblo Sin Fronteras)は2010年から、亡命と保護を求める権利に注目を集めるために移民団を組織してきました。今年の参加者は特にホンジュラス出身者が多数を占めています。ホンジュラスは、米国が支持する右派フアン・オルランド・エルナンデス大統領が、昨年11月の選挙で広範囲の不正が行われた疑惑があるにも関わらず第二期目の就任式を終え、政治的混乱がつづいています。「国境なき人々」ボランティア、アルトゥーロ・ビスカーラに最新情報を聞きます。ビスカーラは移民団を組織したメキシコから先日帰国したばかりです。

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