教師たちの反撃 教育予算の増額を求めストライキ中のケンタッキー州とオクラホマ州の教員に聞く

2018/4/4(Wed)
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オクラホマ州全土の学校が閉鎖されて3日目、教育予算の増額と賃上げを求める教員のストライキが続いています。オクラホマ州の公教育予算は、2008年の不況開始以来、他のどの州よりも大幅な削減を受けてきており、同州の教員の給与は全米で最低クラスになっています。4日には、数十人の教師が、同州第二の大都市タルサから州都オクラホマシティーまで、123マイルの抗議行進を計画しています。一方、ケンタッキー州では、数千人の教師が最近成立した州法の撤回を求めて抗議を続けています。教員の年金を骨抜きにする条項が下水処理サービスに関する法律に組み込まれて可決されてしまったからです。2日、同州のすべての学校が春休み、あるいはケンタッキー州都フランクフォートでの大規模集会に備えて、休校状態になりました。フランクフォートでは、教師が州議事堂の円形大ホールを埋め尽くし、「学校に予算を」と声をあげました。今年各地でまき起こっている教師の抗議行動の口火を切ったのはウェストバージニア州で、同州では歴史的なストライキにより5%の賃上げを勝ち取りました。4人のゲストから詳しく聞きます。オクラホマの教師アンドレア・トーマス、ケンタッキー州議会議員アッティカ・スコット、ケンタッキー州の元教員ミッキー・マッコイ、労働問題ジャーナリストのマイク・エルクの皆さんです。

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