ガザ虐殺 イスラエル軍がパレスチナ人のデモに発砲 18人死亡 負傷者は1700人

2018/4/2(Mon)
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イスラエル軍は3月30日、ガザ東部のイスラエル境界近くで抗議をしていた人々に発砲、少なくとも18人が死亡しました。負傷者は1700人に上ります。死傷者が出たこの日は、ガザ封鎖への抗議と難民の帰還権を要求する6週間にわたる非暴力行動のために住民3万人が境界の壁近くで集まっていました。デモ初日の3月30日はパレスチナでは「土地の日」として知られ、1976年にイスラエルがアラブ人の土地を没収したことに抗議するパレスチナ人6人が殺されたことを記念する日です。インターネットには、30日の抗議活動に参加していた武器を持たないパレスチナ人が背中から撃たれている映像が投稿されています。31日の土曜日も49人のパレスチナ人がイスラエル軍の攻撃で負傷しました。イスラエルの行動は世界中で非難され、殺害に関する調査を求める声が上がりましたが、イスラエルは拒否しています。国連安全保障理事会でも調査の開始を求める動きがありましたが、米国が阻止しました。

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