「私たちにとって悪夢」:トランプの一時保護資格打ち切り決定を受け最大25万人のエルサルバドル人に強制送還の恐れ

2018/1/9(Tue)
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トランプ大統領は1月9日ホワイトハウスで、国境の壁の建設資金調達の交換条件として「ドリーマーズ」として知られる約80万人の在留資格を持たない若い移民を保護する、という彼の提案について共和党と民主党の議員たちと会談します。この会談前日、トランプ政権は2001年以来米国で暮らしている最大25万人のエルサルバドル人の「一時保護資格」(temporary protected status)を終わらせると発表しました。TPSとして知られる一時保護資格は、エルサルバドル人に米国で暮らし働く法的許可を与えてきました。TPSは、2001年に破壊的な2回の地震がエルサルバドルを襲った後に施行されました。トランプ政権はすでに、米国で暮らしている数万人のハイチ、ニカラグア、スーダンの移民の一時保護資格を終わらせると発表しています。ストーニーブルック大学の学生で「道を開こうニューヨーク」(Make the Road New York)のメンバーでもある、ロッドマンという名前の男性に、さらに詳しく話を聞きます。彼は米国市民で、彼の両親はエルサルバドル人でTPSの対象となっています。彼は、家族を守るために番組で苗字を出さないでほしいと言っています。「ニューヨーク移民連合」(New York Immigration Coalition)の移民政策部長であるアヌ・ジョシにも話を聞きます。

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