最大の秘密:テロとの戦いの影響を受けたNYタイムズ記者時代をジェイムズ・ライゼンが語る

2018/1/5(Fri)
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本日は、8月にニューヨーク・タイムズ紙の記者を辞職し、報道サイト『インターセプト』の国家安全保障担当上級通信員となったジェイムズ・ライゼンと共にお送りします。彼は、The Biggest Secret: My Life as a New York Times Reporter in the Shadow of the War on Terror(『最大の秘密:テロへの闘いの影にあったニューヨーク・タイムズ紙レポーターとしての私の半生』)と題した1万5000語の記事を今週発表しました。この衝撃的な記事には、9/11同時多発テロ後の時期の国家安全保障に関する重要な記事を公表しようと奮闘したことや、米国政府と他ならぬニューヨーク・タイムズ紙の編集部の両者が握り潰していたことが書かれています。その中には後に彼がピュリッツァー賞を受賞したブッシュ政権の令状なしの盗聴プログラムについての報道も含まれています。ライゼンは、ニューヨーク・タイムズ紙の重要編集者たちとCIAやホワイトハウスの幹部たちによる会議についても語っています。ライゼンは情報源を明かすことを拒否したために起訴され、最高裁判所まで争い、あやうく刑務所送りになるところでしたが、オバマ政権が見逃してくれたためにそれを免れました。

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