ここに民主主義はない:追放されたホンジュラス大統領セラヤ 2009年の米国支援クーデーターが現在の危機を招いた

2017/12/8(Fri)
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2009年に米国が支援したクーデターにより追放されたマヌエル・セラヤ元ホンジュラス大統領は、独占インタビューの中で、米国の行動がホンジュラスの現在の政治危機を招いたと話しています。米国の後ろ盾を受けているフアン・オルランド・エルナンデス大統領が野党候補のサルバドール・ナスララと対決した11月の大統領選の結果は、いまだに政府から発表されていません。政府が管理する選挙委員会が、ナスララが得票数でリードしていると判明した時点で票の集計を中止したことで、大規模デモが起こりました。セラヤは現在、ナスララ率いる反独裁連合に参加する野党「自由と復興党」の党首を務めています。

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