米下院議員 「イエメンでの戦争をやめよ 憲法違反だ」 ロー・カンナ議員が語る米国が支援する戦争への反対の高まり

2017/10/16(Mon)
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米国が支援しサウジアラビアが主導するイエメンでの戦争およびそれに伴う海上封鎖は、近代史上最大規模のコレラを引き起こし、イエメンでは記録的な速さでコレラ感染が広がっています。年末までに症例は100万件に達する見通しで、このうち子どもは少なくとも60万人にのぼるものとみられています。米国は、サウジアラビアが主導する戦争の主要な後援者となって来ました。しかしワシントンでは現在、米国の支援に反対する声が高まっています。最近になって、米国がおこなっているすべての戦争支援を撤退させることを目的とした、憲法に基づく決議案が議会に提出されました。提出したロー・カンナ、ウォルター・ジョーンズ、マーク・ポカンの各下院議員はニューヨーク・タイムズ紙に共同で論説記事を寄稿、決議案は「『聖書に出てくるような飢餓』に近づきつつある国の苦しみに終止符を打つ」ためであり、「この紛争の事実が知らされれば、民間人に爆弾を落とし、飢えさせるために税金を使うことに米国人は反対すると信じている」と書いています。カリフォルニア州選出の民主党下院議員ロー・カンナに話を聞きます。

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