特別検査官の権限範囲は トランプ政権による汚職の大局をカバーするに十分か?

2017/5/18(Thu)
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ワシントンはこの24時間にまたもや驚くべき事態が続きました。最大のニュースは、ロッド・ローゼンスタイン司法副長官が、2016年米大統領選挙へのロシア政府介入疑惑の調査で監査特別捜査官として元FBI長官ロバート・モラーを任命したことです。この任命は、トランプ大統領が元FBI長官ジェームズ・コミーにトランプ政権の大統領補佐官(国家安全保障担当)を罷免されたマイケル・フリンへの捜査を中止するよう直接申し入れたという報道があった翌日に発表されました。フリンはロシア当局者との接触があったことについて公的にもプライベートの場でも嘘をついたことで2月に罷免されました。更に、ニューヨークタイムズ紙の報道によれば、フリンは大統領戦中にトルコ政府のロビイストとして報酬を得ていたことで連邦政府による捜査の対象になっていることを、トランプに政権移行チームに告げていたにも関わらず、トランプは彼を国家安全保障顧問に任命していました。国家安全保障および公民権を専門とする独立ジャーナリスト、マーシー・ウィーラー記者に話を聞きます。ウィーラー記者はEmptyWheel.netを運営しています

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