カリフォルニアの人気ビーチ近くで核廃棄物360万ポンドの埋設計画 活動家が反対訴訟

2017/5/17(Wed)
記事番号: 
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カリフォルニア州の環境活動家らが、サンディエゴ郡の人気ビーチへの高レベル放射性核廃棄物360万ポンド(約1633トン)保管計画に反対する活動を展開しています。同郡のサンオノフレ原子力発電所は2012年に起きた放射性物質の漏洩事故のため、緊急稼働停止を余儀なくされ、2013年6月までに完全に閉鎖されました。カリフォルニア沿岸委員会が、数百万ポンドにのぼる核廃棄物を薄いステンレス製容器に入れ、海からわずか100フィート(約30メートル)の場所に保管するという計画に許可を出したため、住民らが反対活動を行っています。核廃棄物貯蔵施設拡張に反対する訴訟を起こした団体「市民による監視」(Citizens’ Oversight)の創設者レイ・ルッツに話を聞きます。

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