民主党 ピーター・ウェルチ議員 対北朝鮮へのトランプの「無謀な」脅しを非難

2017/4/28(Fri)
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トランプ政権は27日、北朝鮮問題について曖昧なメッセージを送りました。レックス・ティラーソン国務長官が米政府は北朝鮮の核開発計画について金正恩政権と直接交渉に応じる用意があると発言する一方、 トランプ大統領は核戦争の可能性を示唆する発言をしています。トランプ大統領の発言はロイター通信へのインタビューで飛び出したものですが、折りしもナショナル・パブリック・ラジオではティラーソン国務長官が、北朝鮮が本気で核開発計画を恒久的に断念する用意があるならば米国は直接対話にやぶさかではないと話していました。一方、トランプ大統領はロイター通信に、米政府が最近導入を開始したTHAADミサイル防衛システムの費用として韓国は10億ドルを負担すべきであると語っています。この要求に韓国が応じない場合は、両国間の自由貿易協定を破棄することもあると大統領は示唆してます。「大統領はもっと外交術に訴えるべきです。軍事行動で威嚇するのは非常にハードルが高く、無謀な行動だと思います」とバーモント州選出の民主党下院院内副総務ピーター・ウェルチ議員は話します。

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