泥棒政治?:米政権への関与で私腹を肥やす イヴァンカ・トランプと夫ジャレッド・クシュナーの手法

2017/4/20(Thu)
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イヴァンカ・トランプと夫ジャレッド・クシュナーは、トランプ政権に公的に関与することで個人的に利益を得ているのでしょうか? AP通信によれば、父トランプ大統領が彼が所有するフロリダ州のプライベート・リゾート「マール・ア・ラーゴ」で、中国の習近平主席と会食したその日の内に、イヴァンカ・トランプの会社は中国で3件の独占商標権を新たに獲得しました。この商標権獲得により彼女の会社は、中国におけるイヴァンカ・ブランドのジュエリー、バッグ、スパ・サービスの独占販売権を持ったことになります。ニューヨークタイムス紙によれば、日本でも2月、同ブランドの靴、ハンドバッグ、洋服の新たな商標が承認されており、イヴァンカは少なくとも他10カ国で商標を申請中です。イヴァンカは時価5000万ドルの同社の経営からは退いていますが、未だ所有権は譲っていません。イヴァンカは、トランプ政権で大統領アドバイザーとなっており、彼女の夫でトランプの義理の息子ジャレッド・クシュナーも同政権に公的地位を保持しています。ビッキー・ワードに話を聞きます。彼女はニューヨークタイムズ紙ベストセラーの著書を持つ調査報道ジャーナリストで、エスクワイア誌およびハフィントンポスト発行の「ハイライン」誌にも寄稿しています。

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