移民関税捜査局は在留資格のない活動家を狙い撃ち? 11日間拘束された活動家が証言

2017/3/31(Fri)
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入国管理当局は、在留資格のない活動家を政治活動を理由に狙い撃ちしているのでしょうか。バーモント州の著名な移民権利活動家3人がこのほど、移民・関税捜査局(ICE)によって勾留されました。地元の活動家らは、明らかな政治的な報復だと反発しています。勾留施設で11日を過ごし、3月27日に釈放されたエンリケ・バルカサールとスルリー・パラシアスに話を聞きます。二人はともに、移民権利擁護団体「移民の正義」(Migrant Justice)のリーダーです。彼らは3月中旬、同団体の事務所を出てきたところを、バーモント州バーリントンのICEの私服捜査官によって逮捕されました。キケという名で知られるバルカサールは、バーモント州司法長官T・J・ドナバンの移民特別委員会で活動していました。同委員会は、トランプ政権の移民政策に対応するために作られたものです。「移民の正義」のもう一人の活動家、セサール・アレックス・カリーヨは、ICEに逮捕されて勾留施設に入れられたままです。移民弁護士のマット・キャメロンにも話を聞きます。

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