連邦最高裁判事候補ニール・ゴーサッチは「大企業・大口寄付者・権力者の味方」と法学教授

2017/3/20(Mon)
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本日20日、トランプ大統領が連邦最高裁判事に指名したニール・ゴーサッチの指名承認公聴会が上院で始まります。ニール・ゴーサッチは故アントニン・スカリア最高裁判事の後任候補です。ゴーサッチが上院で承認されれば、最高裁は保守派5人リベラル派4人となり、保守派が辛うじて多数を制します。ニール・ゴーサッチは指名を受けてアントニン・スカリアを称えました。第10連邦巡回控訴裁(高裁)判事を務めたゴーサッチは、オバマケアのもとで保険適用となっていた避妊費用を、ホビー・ロビー社が拒否できるか否かが争われたホビー・ロビー社裁判で会社側に有利な判決を下しています。ゴーサッチ判事はこれまで、人種、性、年齢、障害、政治に基づく差別や報復に関する連邦裁判において、被雇用者に不利な判決を下してきた長い経歴をもっています。フォーダム大学の法学教授ザファ・ティーチアウトと話します。ティーチアウトは最近ニューヨーク州から下院議員選挙に出馬しました。最近のワシントン・ポスト紙への寄稿記事は「最高裁判事候補ニール・ゴーサッチは大企業・大口寄付者・権力者の味方」です。

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