トランプのテロ対策補佐官セバスチャン・ゴーカはハンガリーの親ナチ組織の宣誓メンバーなのか?

2017/3/17(Fri)
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ドナルド・トランプ大統領のテロ対策担当主席顧問セバスチャン・ゴーカはハンガリーの極右親ナチ組織のメンバーか?この疑惑をユダヤ系アメリカ人の主要新聞『フォワード』で初めて報道したラリー・コーラー=エッスズ記者に話を聞きます。記事によれば、ハンガリーのエリート騎士団「ビテージ・レンド」(Vitézi Rend)のメンバーが、ゴーカが終生の忠誠を誓っていることを認めています。ビテージ・レンドはハンガリーの極右団体で、第二次世界大戦中にドイツのナチ政権の指揮下にあった団体として米国務省が認定しています。ゴーカとこの団体のつながりについての疑惑が初めて持ち上がったのは、1月20日に行われた大統領就任式のパーティーでゴーカがビテジ・レンド勲章を襟につけていた写真が、ウェブサイト「ロベログ」(LobeLog)に掲載されてからです。ゴーカはこの団体との関係についての報道を否定していますが、もしこの事を移民申請時に明記していなかったことが発覚すれば、移民国籍法によりアメリカへの入国を許可されない可能性があります。折りしも、週末にかけて全米各地のユダヤ人コミュニティセンターやシナゴーグへの相次ぐ爆弾予告が報道された最中の暴露でした。

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