BDS支持者を狙ったイスラエルの入国禁止措置に 活動家は「我々が勝っている証拠」と挑戦的態度

2017/3/10(Fri)
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トランプ大統領は難民や一部のムスリム多数国の出身者に対する一時的な入国禁止を試みて国際的な注目を浴びましたが、最も親密な同盟国の一つも独自の入国禁止令を制定しました。今週イスラエル議会は、「BDS」として知られる、イスラエルに対する「ボイコット、投資引き揚げ、制裁」運動の支持者を入国禁止とする法案を可決しました。BDS運動は、イスラエルに圧力をかけて国際法の順守と、パレスチナ人の人権尊重を求める国際的なキャンペーンです。イスラエル議会は、イスラエル人以外の者が、ボイコット運動を支持したり、支持する団体に所属している場合は、入国を禁止するという法律を可決しました。採決後、議会のウェブサイトには「近年、イスラエルをボイコットする呼びかけが広まっている。これはイスラエル攻撃の新段階であるが、我が国はこれまできちんと準備してこなかった」というメッセージを掲載しました。本日は3人のゲストに話を聞きます。ユダヤ系米国人団体「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)代表レベッカ・ヴィルコメーソンと、新作映画 Junction 48(『ジャンクション48』)の関係者2人。監督のウディ・アローニはイスラエルと米国の二重国籍です。主演のタメール・ナファールはパレスチナ人の俳優です。

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