50カ国以上の女性がストライキ決行 国際女性デーで

2017/3/8(Wed)
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国際女性デーに当たる本日3月8日、何千人もの女性が「女性のいない日」と称した一日ストライキを展開しています。ストライキの影響は米国ですでに表れています。バージニア州では、アレクサンドリアの公立学校システム全体が、女性300人が休暇を求めたことを受け、本日休校になりました。ノースカロライナ州チャペルヒルやニューヨーク市でもいくつかの学校が休校です。米国で「女性のストライキ」を呼びかけたのは、トランプ大統領就任後、米国史上最大の抗議活動となった「ワシントン・ウィメンズ・マーチ」を仕掛けた主催者たちです。立ち上がったのは米国の女性だけではありません。50カ国以上の女性がそれぞれの国でストライキを予定しています。「国際女性ストライキ」と名付けられたこの行動の発端となったのは、2016年10月に、ポーランドと韓国、アルゼンチン、スウェーデンで女性たちが中絶の犯罪化からフェミサイド(女性であるというジェンダーを理由に主に男性の手で犯される女性殺害)にいたるまでさまざまな問題と戦うために行ったストライキでした。パデュー大学の南アジア史准教授、ティシ・バタチャリャに詳しく聞きます。バタチャリャは、今日のストライキの米国内主催者の一人です。

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