これは依然としてイスラム禁止令:トランプの新大統領令は宗教に基づく差別だと非難

2017/3/7(Tue)
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ドナルド・トランプ大統領は、すべての難民およびイスラムが主流派を占める6ヵ国の人々の米国への入国を一時的に禁止する新たな大統領令に署名しました。1月の、トランプによる、結局は失敗に終わった入国禁止令の大々的な発表とは対照的に、3月6日の署名は明らかに、はるかに地味なイベントとなりました。トランプによるこの大統領令への署名は公開されませれず、レックス・ティラーソン国務長官が、事後に詳細を説明しました。新たな禁止令はシリア、スーダン、イラン、ソマリア、リビア、イエメンからの人々に適用されますが、最初の禁止令とは違い、イラクからの人々は対象ではありません。トランプの最初のイスラム入国禁止令は2月、大規模な全米での抗議運動のさなか裁判所によって無効とされました。新たな大統領令は、最初の禁止令とは違い、グリーンカード(永住権)またはビザをすでに持っている人々には適用されません。移民と人権の擁護者たちは、新たな禁止令も引き続きイスラム教徒を差別するものであり、彼らが以前の禁止令で問題視していたいくつかの問題は解決されていないと言っています。「ブレナン公正センター」(Brennan Center for Justice)の自由と国家安全保障プログラムの共同代表であるフェイザ・ペタルにさらに詳しく話を聞きます。

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