警官に射殺された黒人の少年トニー・ロビンソンの遺族に対し ウィスコンシン州マディソン市が330万ドルの賠償金支払いへ

2017/2/23(Thu)
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ウィスコンシン州マディソン市では、市警に射殺されたアフリカ系米国人少年の遺族が、民事訴訟で335万ドルの和解に応じました。2015年、「騒ぎ」があったために警官マット・ケニーがアパートに立ち入ったとき、当時19歳だったトニー・ロビンソンは武器は持っていませんでした。ロビンソンは7度撃たれました。検察側がケニー警官を起訴することを拒み、彼は更にマディソン市警内務調査班の捜査でも無罪放免とみなされました。今回の和解は、警官による死亡事件としてはウィスコンシン州史上最高額となりました。

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