ラシード・カリーディ:オバマはイスラエル入植拡大を非難したが それは8年間の彼自身の政策と矛盾する

2017/1/19(Thu)
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1月18日の記者会見でオバマ大統領は、イスラエルの入植拡大で「二国家共存」が不可能になっていると警告しました。「イスラエルがユダヤ国家として、民主主義として存続することと、この問題を同時に解決する方法を私は見いだせずにいる」とオバマ大統領は語りました。「なぜなら二国家共存がないということは、何らかの形で入植が拡大するということだからだ。これは事実上、1つの国家が数百万人の住民の公民権をはく奪し、第二階級の住民または住居者として管理することを意味する。彼らは『市民』とさえ呼べない存在になるかもしれないのだ。」 コロンビア大学アラブ学課のラシード・カリーディに話を聞きます。エドワード・サイード名誉教授であるカリーディには複数の著書があり、最新作はBrokers of Deceit: How the U.S. Has Undermined Peace in the Middle East(『偽りのブローカー――米国がいかにして中東和平を弱体化させたか』)です。

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