700万ドルの税控除と規制緩和でキャリア社の「雇用を確保」したトランプの手腕

2016/12/2(Fri)
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次期大統領ドナルド・トランプは1日、選挙勝利の凱旋ツアーを開始し、空調設備大手キャリア社(Carrier)がメキシコへの全面移転計画を変更し一部の雇用を国内に残すと決定した背景に自分の介入があったをことを吹聴しました。キャリア社の事業規模は数十億ドルで、親会社のユナイテッド・テクノロジーズ社は国防総省が最大顧客です。キャリア社に国内雇用を維持させるための包括インセンティブには、700万ドル相当の税制優遇措置と規制緩和が含まれていたと報じられています。一方で、インディアナ州のキャリア社従業員1000人はそれでも職を失うだろうと伝えられています。パブリック・シチズン代表ロバート・ワイズマンに話を聞きます。

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