「アンゴラ・スリー」存命中の2人に聞く ブラックパンサー党の遺産 収監中の元メンバー釈放の必要性

2016/10/26(Wed)
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ブラックパンサー党の創設から50年の節目に、これまであまり語られることのなかった政治犯の収監というその歴史の一面に光を当てます。ブラックパンサー党の多くの元メンバーは今も、拷問によって得られた自白や信ぴょう性の疑わしい証拠、政府の情報提供者による証言に基づいて有罪判決を受け、いまなお刑務所に収監されています。本日は、数十年を刑務所で過ごした4人の元ブラックパンサーを迎え、歴史的な討論会をお送りします。まずはブラックパンサー党の刑務所内の最初の支部の一つを設立した「アンゴラ・スリー」の2人の元メンバーに話を聞きます。ロバート・キングは、アンゴラ刑務所で32年を過ごし、そのうち29年は独房に収監されていました。キングの有罪判決は後に覆され、2001年に釈放されました。今年2月まで収監されていたアルバート・ウッドフォックスは、米国史上で最も長い間、独房で過ごした受刑囚です。ウッドフォックスは、「アンゴラ刑務所」として知られるルイジアナ州立刑務所で、1.8メートル×2.7メートルの独房に43年間ほとんどずっと、一人で閉じ込められていました。ウッドフォックスは69歳の誕生日に釈放されました。デモクラシー・ナウ!はその2日後、「自由の身になった気分は?」とウッドフォックスに尋ねました。

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