トム・ヘイドン(1939-2016)が語るベトナム戦争:記憶をめぐる戦場で国防総省に挑まなければならない

2016/10/25(Tue)
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伝説的な公民権および反戦活動家のトム・ヘドデンが10月23日、カリフォルニア州サンタモニカで長期の闘病の末に亡くなりました。彼は76歳でした。ヘイドンは数十年を費やして、反戦と社会正義のための運動を形作りました。彼は1960年代初頭、「民主的社会を求める学生」(Students for a Democratic Society, SDS)の設立文書である「ポートヒューロン宣言」(Port Huron Statement)を起草した中心人物です。同宣言は参加型民主主義を提唱し、1960年代の学生運動の開始に一役買いました。トム・ヘイドンは1968年、いわゆる「シカゴ・エイト」(Chicago 8)の1人となり、民主党全国大会の会場外におけるベトナム戦争反対の抗議活動を組織することに手を貸したあと、州境を超えて暴動を起こそうとした罪で有罪判決を受けました。トム・ヘイドンが2015年にワシントンDCの会議で行った「ベトナム:抗議の力」(『Vietnam: The Power of Protest』)という題名の演説を放送します。

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