タールサンドパイプライン反対運動の撮影で刑期45年の判決に直面するジャーナリストに話を聞く

2016/10/24(Mon)
記事番号: 
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ノースダコタ州当局は、スタンディング・ロックでのパイプラインの抗議活動を抑えるため、市民の知る権利にさえ戦いを挑むのでしょうか。ドキュメンタリー映画監督のデイア・シュロスバーグに話を聞きます。「米国とカナダにまたがるパイプラインの安全弁を手動で閉じ、タールサンドオイルの輸送を止める」という市民的不服従運動を試みた気候変動活動家の活動を撮影したシュロスバーグは10月、3つの重罪に問われることとなりました。この行動は、ミネソタ州とモンタナ州、ノースダコタ州、ワシントン州で行われました。数々の賞の受賞でも知られる映画監督のシュロスバーグは、ジョシュ・フォックスの最近のドキュメンタリー映画How to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を捨て、気候でも変えられないものを愛する方法』)ではプロデューサーを務めました。シュロスバーグは今回、ノースダコタ州ウォルハラのトランスカナダ社所有のバルブステーションで撮影中、活動家とともに逮捕され、映像は没収されました。一つのA級重罪と二つのC級重罪を問われた彼女は、合計最大45年の判決に直面しています。

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