「水保護者」、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設ルートに「前線キャンプ」を設置

2016/10/24(Mon)
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数百人にのぼる「水保護者」らが22日、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設予定ルートの真上に、いくつかの構造物とティピー(先住民移動住居)からなる新たな「前線キャンプ」を設立しました。ノースダコタ州道1806号線のすぐ東側に設けられたこのキャンプの近くでは、レイバー・デイの週末に当たった9月3日、部族の聖なる埋葬地が破壊されるのを食い止めようとやって来たアメリカ先住民を、ダコタ・アクセス社の警備員が催涙スプレーと犬で攻撃しています。「水保護者」らはキャンプを設置したほか、道路を3カ所で封鎖し、キャンプの南北の州道1806号線と郡道134号線の交通を数時間にわたって妨げました。抗議者らは、この地域全体に対するスー族の主権の有効性は1851年の条約によって確立されていると主張しています。道路の封鎖物は翌23日遅くになって除去されました。「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)の全国キャンペーン総監のタラ・ホウスカに話を聞きます。ホウスカは、カウチチング先住民地区(カナダ)出身のオジブワ族に属しています。

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