人種差別論者で反移民のトランプ支持者ジョー・アルパイオ保安官は法廷侮辱罪で牢獄されるか?

2016/10/12(Wed)
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アリゾナ州ではマリコパ郡の保安官ジョー・アルパイオが懲役刑に服する可能性が出てきました。憲法違反の移民パトロールをやめることを拒否したために、連邦検察官がアルパイオを法廷侮辱罪で訴追すると発表したためです。アルパイオはその移民政策で長年にわたり非難を浴びてきました。人種プロファイリング(人種偏見に基づく行動特徴分析)を行ったり、過酷な環境の野外テント村刑務所に移民を勾留し、それを自分流の「強制収容所」と呼んだこともありました。アルパイオはドナルド・トランプの重要な支援者で、大統領選挙の集会ではこの共和党候補の隣に立ってアピールを行い、自分とトランプはオバマ大統領が米国で生まれたということを拒む「出生地」運動の主要メンバーだと冗談で言っていました。アルパイオが法廷侮辱罪の有罪判決を受けた場合、最長6 カ月の禁固刑が待っています。さらに活動家達は、今年 11 月の選挙でアルパイオが失職するよう準備しています。移民正義の人権活動団体プエンテ・アリゾナ(Puente Arizona)のカルロス・ガルシア事務局長から話を聴きます。

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