ビル・クリントンの貿易政策が破壊したハイチの稲作農業とハイチが今直面するハリケーン後の飢饉

2016/10/11(Tue)
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ビル・クリントン元大統領は2010年、自らの在任中、ハイチに対し、補助金で保護された米国からの輸入米への関税引き下げを強要したしたことについて公式に謝罪しました。これはハイチの稲作農業を完全に破壊し、ハイチの食料自給自足に深刻な打撃を与えました。「わが国のアーカンソー州の一部の農家に益をもたらしたのかもしれませんが、あれは失敗でした。あれは間違いでした」と、クリントンは2010年に述べました。「私の行為によって、ハイチの人々を養うはずのかの国の米生産の可能性を潰してしまったという事実を受け入れて私は毎日生きなければなりません」。クリントンの謝罪から6年後、ハイチはハリケーン「マシュー」によって新たな食糧危機に直面しています。「ハイチ難民のためのハイチ女性」(Haitian Women for Haitian Refugees)の代表で、「IFCO/平和のための牧師」(IFCO/Pastors for Peace)の役員であるニナジ・ラウルから話を聞きます。

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