コロンビア大統領がノーベル平和賞を受賞  国民投票で和平協定否決の数日後

2016/10/7(Fri)
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今年のノーベル平和賞に選ばれたのは、52年にわたる内戦の終結をめざし和平協定に漕ぎつけたコロンビア大統領フアン・マヌエル・サントスです。コロンビアの首都ボゴタから、これについての反応をお伝えします。受賞発表の2日前、コロンビア全土で行われた国民投票の結果、和平協定は否決されました。「もし(ノーベル平和賞が)サントス大統領とコロンビア革命軍(FALC)指導者ロドリゴ・ロンドニョ[ティモレオン・ヒメネス]の両者に与えられれば、もっとよかったのに」と、1995年から1998年までコロンビア平和高等弁務官を務めたダニエル・ガルシア・ペーニャが話します。彼は現在、ボゴタの国立大学で政治学の教授を務めています。また、ガルシア・ペーニャは、コロンビア和平交渉への草の根レベルの参加を推進する団体プラネタ・パス(別名ピース・プラネット)の創設者です。

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