米上院はプエルトリコの壊滅的な金融危機の打開策として、早ければ29 日にも、米連邦政府が任命する監視委員会の設立を認める採決を行う見込みです。監視委員会は、同自治領の経済政策を徹底的な権限で管理します。 「プエルトリコ監視・管理・経済安定化法案(PROMESA)」と呼ばれるこの法案は、下院では超党派の票を得て 297 対 127 で可決されました。上院ではロバート・メネンデス議員が中心となってこの法案に反対しています。 28 日、メネンデスは法案に抗議して 4 時間の議事妨害(フィリバスター)を行いました。