エクソン社元科学者の孫娘 気候変動を否定する偽りに資金提供する決断について 同社CEOを問い詰める

2016/5/26(Thu)
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5月25日にダラスで行われたエクソンモービル社年次株主総会では、気候変動対策のための一連の決議案が拒否されました。その中にはカリフォルニア州職員退職年金基金(CalPERS)、ニューヨーク州トーマス・ディナポリ会計監査官、英国国教会も支持した決議案も含まれます。しかし、少数株主が外部者を取締役として任命することができる決議案が可決したことで、将来、気候変動活動家がエクソン社の取締役になる可能性がでてきました。今回は、炭素ガス排出量増加と危険な気候変動を関連づけたエクソン社の科学者による調査結果を、同社が数十年間隠蔽してきたことが発覚して以来はじめての株主総会でした。同総会では、元エクソン社科学者の孫娘が、同社CEOにこれまでの方針について問い詰めました。質問を行ったアナ・カリンスキーに話を聞きます。

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